『人生を変える!「心のブレーキ」の外し方』はやり抜く習慣の宝庫だ

こんにちは。ユータローです。

今回は石井裕之(いしいひろゆき)さんの『人生を変える!心のブレーキの外し方』を紹介します。

私も含めて、新しいことを始めたけれどなかなか続かない人は目から鱗が落ちる本です。


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目次

まず目次を紹介します。

全7章構成で、潜在意識のルールを利用して新しく始めたことをやり続けるためのコツが書かれています。

『人生を変える!「心のブレーキ」の外し方』目次

第1章 スタートは、できるだけ丁寧にゆっくりとやる。
第2章 なぜ、感情やヤル気は長続きしないのか?
第3章 あなたの中にいる“たくさんのあなた”に心を配る。
第4章 迷ったときに役立つ“たったひとつの言葉”
第5章 過去も未来も変える力
第6章 実績や経験に頼らない。
第7章 フェイク・イット!

潜在意識がどういうものかを教えてくれたあと、潜在意識のルールに従って長くものごとを続けるコツを挙げています。

なかでも、本書のメインは第7章です。

自信のない人が自信をつける方法についての章ですが、とんちのようでいて、その実自信の核心を突いたお話が展開されています。

そのため、第7章を読むだけでも本の費用は充分回収できます。

やる気は消えるもの

この本の序盤で、やる気について鋭く指摘した一文があります。

ヤル気になることは簡単だけれども、ヤル気を燃やし続けることは難しい。

石井裕之『人生を変える!「心のブレーキ」の外し方』フォレスト出版株式会社、2011年、3頁

私もこの本を読むまで、ブログやプログラミングで独立して仕事をしている人たちの話を聞いて、自分もやるぞ、と思いながら2日もすればいつもの生活に戻っていました。

なぜなら、やる気は続くものだと思っていたから。

しかし、実際は2日もすれば消えてしまっていたので、やる気は意識しないと簡単に消えてしまうものだと実感しました。

石井さんのいう通りです。

私と同じように、やる気になっても2日と持たない悩みがあるなら、まず「やる気は消えるものだ」と心に留めておいてください。


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潜在意識のルールを知って長く続けるコツをつかむ

しかし、「やる気は消える」のでは新しいことを長く続けている人たちがいることを説明できませんね。

ということは、ブログでもプログラミングでも、あるいは会社の仕事でも、やる気を保ちながら続けるためのコツがあるということになります。

それが、この本で紹介する潜在意識を利用した方法です。

新しく始めたことを長く続けるコツはいたってシンプルです。

なぜなら、潜在意識のルールに従っているだけだから。

それでは、潜在意識のルールとは何か気になりますよね。

以下にこの本の前提となる潜在意識のルールをまとめました。

潜在意識のルール

1. 現状を維持しようとする。
2. 感情はすぐ消える。
3. 全体のバランスを取る。
4. 答えを探し続ける。
5. 時間の概念がない。
6. 「ない」が理解できない。

現状を維持しようとする

潜在意識は現状を維持しようとします。

なぜなら、現状を維持したほうが安全だから。

たとえば、副業でブログを書き始めても10記事も書かずに終わってしまうのは、ブログを書かずに会社で仕事をしていたほうが安定しているからですね。

将来的にはブログで発信し続けたほうが収入も増えてキャリアも拓かれるとしても、潜在意識は安全確実な現状維持を図ってその人を守ります。

対策としては、新しいことは小さく始めてゆっくり丁寧にやること。

そして、何度も繰り返して潜在意識を慣れさせていくことです。

対策

・新しく始めるときは、少しの量をゆっくり丁寧にやる。そして、何度も繰り返す。

感情はすぐ消える

潜在意識は感情が湧き上がってもすぐに忘れます

この本では理由が明かされていませんが、おそらく記憶のメカニズムと同じように、湧き上がった感情をすべて覚えていると脳がパンクしてしまうからでしょう。

冒頭でお話した通り、やる気になってもすぐ元に戻るのは現状維持に加えて感情は消えてしまうものだという潜在意識のルールがあるからです。

対策は湧き上がった感情をすぐ行動に移すこと。

たとえば、ブログを書く気になったらサーバーとドメインを契約してWordpressをインストールしましょう。

そうすれば、ブログを書く気になった熱い感情は形となって忘れません。

対策

・感情はすぐ消えてしまうので、湧き上がった感情はすぐ行動に移すこと。

全体のバランスをとる

潜在意識は全体のバランスを取ります

こちらも明確な理由は明かされていませんが、おそらくその人のある面だけかたよって成長すると安全のために現状維持機能が働くからでしょう。

たとえば、仕事ができなくて悩んでいても、仕事だけをがんばるより部屋を掃除したりあまり会っていなかった両親を食事に誘ったりしていくことで仕事も軌道に乗っていく、ということです。

何か1つだけ突出して良くなることはないんですね。

対策は全体的に良くしていくことです。

対策

・潜在意識は全体的に良くなっていくので、仕事も私生活もバランスをとること。

答えを探し続ける

潜在意識は答えを探し続けます

こちらも明確な理由は明かされていませんが、推測では答えを出して生き残っていくためだと思います。

潜在意識のもととなる大昔の狩猟採集時代では、とっさの判断で答えを出せないと命を危険に晒したからです。

さて、答えを探し続ける潜在意識に答えのないことを訊くと永遠に考え続けます。

たとえば、「なんでオレは仕事ができないんだ」というたぐいの質問をすると永遠に答えが出ないのに悩み続けることになるんですね。

だから、問題解決には「どうすればできるか」と考えること。

そうすれば、潜在意識は「どうすればできるか」を答えがでるまで考えてくれます。

対策

・答えのない問いは投げない。「どうすればできるか」と考える。

時間の概念がない

潜在意識には現在・過去・未来がありません

なぜなら時間は意識の産物だから。

過去に起こったことも、潜在意識にはいま起こっていることと変わりがないです。

たとえば、2年前に担当商品の収支予測で部長に怒られた経験もいま怒られているのと同じになります。

これはどういうことかというと、潜在意識に時間はないのだから、過去の経験も解釈次第で変えられるということです。

部長に怒られた経験でいえば、「オレが仕事できないから怒られた」と引きずっていると成長が止まりますが、「加工費の見積もりが甘かったから怒られた」と気付けば、もう一度生産技術部の資料を見直して現場に出かけて抜け漏れはないか、どの工程で合理化できそうか、など考えるので成長につながります。

このように、過去の解釈を見直せばうまく成長につなげていくことができますね。

対策

・潜在意識には現在・過去・未来の区別がないので、過去の失敗も解釈し直して糧にする。

「ない」が理解できない

これは時間の概念がないと関係しますが、潜在意識は「ない」が理解できません

「部長に怒られないようにするには」と考えても、潜在意識は「怒られない」がよくわからないので対策を立てられません。

そこで、「部長の承認を得るためには」と言い換えると、潜在意識が理解できるので承認を得るための対策が浮かんでくるという流れです。

対策

・「~ない」を言い換える。たとえば、「怒られないためには」を「承認を得るためには」とする。

自信がないなら自信をつけよ

この本で潜在意識のルールを学べば、新しく始めたことを続ける方法がひととおり習得できます。

しかし、この本の神髄はそうした潜在意識のルールをひっくるめて「いかに自信をつけるか」を指し示してくれるところです。

この箇所はぜひ本書を手に取って読んでほしいところですが、「自信がない」という人が自信をつける方法は単刀直入にいって「ハッタリ」です。

仕事の実績がなくても、お店が繁盛していなくても、成功者として振る舞うのです。

あたかもスケジュールが一杯であるかのようにせわしなく立ち回り、予約で一杯であるかのごとく忙しく切り盛りしてのれんやかんばんも人気店のようなデザインにする…。

自信がないのは仕事ができないから、お客さんを呼び込めていないからでしょうが、本当にどの業界のどの会社のどのポジションでも仕事ができないのか、どの立地のどのメニューでも繁盛しないのか、わかりませんよね。

いま一世を風靡している人でもお店でも最初から成功している人はいません

それなら、最初の自信は「ハッタリ」でいいのです。

あとは潜在意識のルールを利用して実績を積んでいけばいい。

この本は自信のつけ方も教えてくれます。

続かないのは潜在意識のルールを知らなかっただけ

この本の良いところは、これまで副業や資格・語学の勉強を始めても続かなかった人でも、原因は潜在意識のルールを知らなかっただけだとわかるところです。

原因が本人の甘えや怠けだと途端にやる気がなくなってしまいますが、単に潜在意識の癖を知らなかっただけだとわかることでまた挑戦してみようと思えますね。

このお話は勉強法とも通じると思います。

中学や高校、大学のどこかで勉強に行き詰まった経験がある人は、はじめからテキストを全部読もうとしたり、「なんで勉強できないんだろう」と答えのないことを考えたり、「これまで勉強が苦手だったからできるはずがない」と思い込んだりして挫折していませんでしたか。

少なくとも、私はすべて当てはまっていて一度挫折しました。

しかし、勉強法を知るとみるみる伸びていき、高校を中退した身でも独学で大学に行けました。

この経験から、本人の性格よりもやり方を知っているかどうかが結果にダイレクトにつながると考えています。

この本も、性格なんて問題なくてやり方を知っているかどうかだと知れる貴重な本だと思います。

この本を読んで、新しいことが続かないのは性格ではなくてやり方の問題だと気付いて、また明日から本業や副業に励んでください

私も励みます。

ユータローでした。

おしまい。

勉強法を知りたい人におすすめの本はコチラ。

副業をはじめようと思う人におすすめの本はコチラ。


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