『人生逃げ切り戦略』は会社員が向いてない人たちの希望の書

こんにちは。

勢いで会社を離脱したユータローです。

最近はTwitterやブログ界隈で有名な人たちが続々と本を出版されていますね。

例えば迫佑樹さんの『人生攻略ロードマップ 「個」で自由を手に入れる「10」の独学戦略』や両@リベ大学長さんの『本当の自由を手に入れる お金の大学』といった本が続々とランクインしています。

今回はTwitterやブログで有名な人たちのなかでもやまもとりゅうけんさんの『人生逃げ切り戦略』が気になったので読んでみました。

副業でも専業でも、会社以外で生計を立てようとしている人に送る入門書です。


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目次

まずは目次の紹介です。

本を選ぶときによく目次を見ませんか。私は本文より念入りに見ます。

文体よりもどんなことが書いてあるかのほうが気になりますからね、目次は重要です。

『人生逃げ切り戦略』目次

第1章 「人生逃げ切り戦略」とは何か
第2章 凡人が乗り越えなければならない「壁」
第3章 あなたがまず始めるべき副業
第4章 やってはいけない副業
第5章 誰でも今日からできるSNS活用術
第6章 人生逃げ切り事例集
第7章 インフルエンサー鼎談 やまもとりゅうけん×イケハヤ×迫佑樹

第1~5章までは、「人生逃げ切り」という印象的な言葉がどういうことを指すのかと、人生を逃げ切るためにいまから取り組める副業とやってはいけない副業を具体的に紹介しています。

第6章と第7章はうまくいっている事例紹介と対談記事です。

人生を逃げ切るとは

ここで気になるのがタイトルにある「人生逃げ切り」ですね。

本を開くと1ページ目に「人生逃げ切り」の意味が書かれています。

「経済的な不安が限りなくゼロに近づいた状態」かつ「面倒な人間関係や誰かに決められた場所・時間に縛られない状態」

やまもとりゅうけん『人生逃げ切り戦略』株式会社KADOKAWA、2020年、1頁

ようはお金に困ることがなく、かといって会社に束縛されない状態を「人生逃げ切り」とやまもとさんは考えています。

お金に困らないためには副業からはじめる

私のように勢いで会社を辞めることはやまもとさんにとってはナンセンスですね。

というのも、この本では副業で収入を確立できてから会社なり学校なりをやめてもいいんじゃないの、といっているから。

たしかに、さきほど挙げた「人生逃げ切り」の意味の1つである「お金の不安が限りなくゼロ」を実現するには副業で会社員の収入を稼いでから辞めるのが一番理想です。

ほんとうは会社員ってお給料以外にも健康保険や雇用保険、厚生年金などで優遇されているので、副業で稼ぐなら年収+αを目標にするといいと思います。

なので、やまもとさんのいうことを素直に実践するなら副業で年収+αを稼ぐ仕組みを作っておいて会社や学校に「ほなさいなら」と退職届や退学届を提出するのがいいです。


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人は自分より少し上の人に惹かれる

「でも、副業で稼ぐといったって何のスキルもないし」と思いましたか。

たしかに、ずっとノースキルで自分の時間や経験を切り売りするなら近いうちに限界が来ると思います。

でも、一度でも会社に勤めたことのある人なら最低でも自分の仕事の分野は語れますよね。

で、仕事での実体験をわかりやすく発信すると同じ業界で右も左もわからない子から就活でその業界を志望している大学生まで刺さるんですよ。

すると、自分より少し上の、年齢が近くて頼れる先輩になりますね。

やまもとさんは「初心者に毛が生えた」人として自分を売り込むことで現在のように圧倒的な数のファンを獲得しています。

やまもとさんいわく、人は圧倒的な成功者より自分よりちょっとできる人に惹かれるものです。

ノースキルだと思っていても人よりちょっと語れるものがあるならついてくる人はいますね、大丈夫です。

周囲にいてもらう人をよく吟味する

それでは副業で鬼のように作業をこなしましょうというお話になりますが、副業するうえで周囲の人の影響力は見過ごせません。

私も、高校中退から独学で鬼作業をして大学に受かったときは周囲の人が基本的にポジティブで「どんどんやれ」と背中を押してくれるタイプでした。

副業においても、不安でいっぱいの背中を押してくれる人が周りにいればたとえ某飲食チェーンよりブラックだろうと黙々と作業ができるわけです。

やまもとさんは周囲の人をよく選ぶようにいっています。

人間、利益が出ていない状態で頑張り続けるのは難しい。だからこそ、しっかりルーティンをつくり、常に自分を奮い立たせなければなりません。そんな繊細な状況において、あなたの一挙手一投足を否定してくるような人を近くに置いてはいけないのです。

やまもとりゅうけん『人生逃げ切り戦略』株式会社KADOKAWA、2020年、72-73頁

そう、せっかく会社以外で食べていこうと行動しているのに、やれ「将来が不安定」だの「そんなことやって意味あるの」だのやらない人の御託を聞いている暇はありませんね。

なぜなら圧倒的な作業量が結果につながるから。

たとえばブログでも誰にも読まれない記事を書いてもいいと思います。

そもそも記事を書かないことには読まれる記事も読まれない記事もないですから。

いま有名なブロガーさんやアフィリエイターさんのブログを1から読んで学ぼうとしていますが、皆さん最初の記事は手探りのあとがたくさん残っています。

つまりブログの読者が増えて広告収入で生活していけるようになるまでに圧倒的な作業量で記事を書いていたんですね。

それなら、これからブログやアフィリエイトに参入する人だって鬼のように作業して100記事の中のたった1記事がやっと広告収入を生むという状態までもっていかなければいけません。

そんな大事な時に水を差すような人を絶対に周囲においてはいけない、そう厳しくいってくれる文章からやまもとさん流のやさしさを感じます。

副業は得意なことよりお金のある市場でやる

さて、副業自体はエンジニア、せどり、Youtuber、ブログ、動画編集、ライブ配信、オンラインサロンなどさまざまですが、やまもとさんは「得意なことより稼げる市場でやれ」といいます。

なぜなら稼げない市場だと自分が消耗してしまうから。

私はこの本を読んで初めて知ったのですが、やまもとさんはもともとニコニコ動画で歌い手として動画をアップロードしていた人だったようで、歌が得意だからと歌ってみた動画を作り続けていましたが売れませんでした。

しかし、エンジニアとして独立してブログとTwitterで発信しつつ、いまではオンラインサロンやYoutubeにまで進出するようになり、ついにはYoutubeのエンディングで自分の歌を聴いてもらえるまでになったんですね。

こうしてみると、まずお金が大きく動くITエンジニアでスキルを積み、ITエンジニア×フリーランスの経験をTwitterとブログで発信して広告収入も確保、さらにはオンラインサロンやYoutubeで会費や広告収入を得て最後に好きな歌でエンディングを飾っています。

いまコロナウイルスと政府の副業解禁の影響から、ランサーズやクラウドワークスといった空いた時間にできるクラウドソーシングサービスがとても流行っています。

しかし、スキルがなくても手軽にできるのでWebライターなどは文字単価1円を切る価格で買いたたかれています。

そんな経験をすれば残業時間を増やしたほうがマシだと思って副業をあきらめてしまう人もいるでしょうが、やまもとさんは買いたたきの事情を知っているので「稼げる市場で副業を」といっているのです。

私は勢いで会社を辞めてブログとUber Eatsで自転車操業のごとくわちゃわちゃしていますが、Youtuberの動画編集やサムネイル作成などはいまとても需要があるので稼げる市場でスキルを磨くのが独立への最短ルートですね。

やまもとさんの切れの良い文章を引用しておきます。

稼げるかどうかは「努力の量」ではなく、「市場の選定」でほぼ決まります。

やまもとりゅうけん『人生逃げ切り戦略』株式会社KADOKAWA、2020年、188頁

誰がやっても同じ仕事は外注化して新規事業をつくる

副業が軌道に乗ってきたら、だれがやってもだいたい同じ品質になる単純作業は外注に任せましょうというのがやまもとさんの持論。

外注化すれば空いた時間で新しい事業に着手できるから。

私はまだブログのデザインやアイコン、記事など外注化は全くしていませんが、有名なブロガーさんをみると文章だけ書いて画像やレイアウトの調整からアップロードまで外注している人もいますね。

正直、記事を書く時の頭の使い方と画像を選んだりレイアウトを整えたりする時の頭の使い方は違うので、なるべくなら文章に集中してデザインは私より全然センスのある外注さんにすべてお任せすれば記事更新もはかどるのかと少し期待しています。

そして、空いた時間でブログ以外の物販やBrainでのコンテンツ販売など試していけば経験値がたまり、収益も大きく育っていくのだと思います。

オンラインサロンだと教祖のように遠い存在でも1冊1500円程度でやまもとさんの考えを学べるので『人生逃げ切り戦略』は必読本です。


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