
こんにちは。
雨の日に自転車で配達していたらマンホールの上で後輪が滑ったユータローです。
今回はUber Eatsで雨の日を快適に配達するための服装と便利グッズを12個ご紹介します。
自転車の人向けに書いていますが、バイクの人でもお役に立てるグッズがありますので、自分に合ったグッズを選んでみてください。
雨の日の服装と便利グッズ
公式バッグ(第4世代)
まず、公式バッグは最新モデルの第4世代をおすすめします。なぜなら、第4世代の公式バッグは防水機能があるから。
第3世代のロゴなしバッグや第2世代の緑色のバッグを使い続けている人は第4世代のバッグなら雨の日でもそのまま配達できます。
レインカバーは必要ありませんし、バッグも型崩れしにくくなっています。
使い終わったら、乾燥させて跳ねた泥や砂を落としてあげれば元通りになりますよ。
もし急な土砂降りになった場合は、あとで紹介するセームタオルで拭けば浸水しないので一緒に使ってみてください。
レインウェア
雨の日はレインウェアが必須です。
カッパで配達している人も見かけますが、わたしはレインウェアを推したいです。
なぜなら、カッパよりレインウェアの方が快適だから。
レインウェアが快適な理由は次の通りです。
・からだにフィットするので動きやすい。
・耐水圧が高いので濡れない。
・通気性が良いので蒸れない。
まず、レインウェアは動きやすいです。
なぜならカッパと違い、アウトドアで体を動かすことを前提に作られているから。
登山やスキーなど、急に雨や雪が降っても耐水圧が高いので濡れません。
さらに、通気性がよいので汗をかいても乾きます。
カッパだと厚手の生地で通気性もいまいちなので、からだは濡れなくても汗で蒸れてきますよね。
その点、レインウェアはアウトドアで汗をかくことを前提に作られているので体力仕事の配達にはもってこい、ということなのです。
お手入れについては、ぬるま湯でやさしくもみ洗いをしたあと日陰で乾燥させてください。
何度も洗って撥水力が落ちてきたら撥水剤につければ雨をはじくようになるので、レインウェアと一緒に撥水剤も用意しておけば長持ちします。
使わないときは小さくたためるので、バッグのポケットに入れておけば突然の雨でも対処できますね。
レインウェアで評判がいいのはミズノのベルグテックです。
ベルグテックは国内メーカーのミズノが手掛けるレインウェアで、上下セットで販売されています。
本格的なレインウェアのなかでも入門者向けの商品なので、値段も安く手が届きやすいと思います。
キャップ
雨の日は目元に雨があたるので、雨除けのキャップは必須です。
ただ、ファッションとしてかぶるキャップでは通気性が悪いのでムレたりキャップのつばから雨が滴ってきたりします。
そこで、キャップは通気性のいいスポーツタイプをおすすめします。
ランニングでかぶるキャップをイメージしてみてください。
ユータローはモンベルのキャップを使っています。
メッシュ地なので通気性がよく、軽くてつけていることも気にならないです。
ちなみに、巷にはUber Eatsのロゴ入り野球帽があります。
お好きな方はぜひ。
ヘルメット
雨の日は滑りやすいので、転倒したときに頭を打たないようにヘルメットをかぶります。
自転車はヘルメットをかぶらなくてもいいことになっていますが、かぶると安心して走れることと事故に巻き込まれたときの重症度が軽くなることから個人的におすすめします。
警察庁によると、自転車事故に巻き込まれた人の60%は頭に致命傷を負っており、ヘルメットをかぶらない人の致死率はかぶる人より2.4倍高いです。
ヘルメットをかぶったほうが安心して配達できるので、自転車でも1つは用意しておくことを強くおすすめします。
おすすめのヘルメットはOGK KABUTO FIGOです。
OGK KABUTO FIGOははじめてクロスバイクに乗ったときにかぶっていましたが、本格的なヘルメットのなかでもビギナー向けなので手に取りやすく、デザインも格好よかったです。
耐久性も十分で、道路に飛び出していた街路樹の枝にぶつかったときもFIGOで無事ブロックできました。
ランニングシューズ
配達員のなかには、雨の日の配達にマリンシューズを履いている人もいます。
ただ、マリンシューズは海で使うことを前提に作られているので、水には強いですが靴としての機能はおさえめです。
そこで、通気性がよくてすぐ乾く、なおかつ靴として配達中に酷使する足をサポートしてくれるランニングシューズを推します。
ランニングシューズはたくさんありますが、ナイキ、アディダス、プーマなど有名なブランドのシューズなら問題ありません。
・メッシュ地なので通気性がよく乾きやすい
・軽いのに丈夫
・疲れにくいように工夫されている
・スポーティなデザイン
どうしても雨の日に濡れたくない、あるいは降水量が多いといった事情があるならあとでご紹介するシューズカバーを検討してみてください。
ユータローが今履いているのはアディダスのエアロバウンスというシリーズです。
通気性がいいのはもちろんのこと、足のホールド感が心地よかったのとアディダスのロゴが格好よくあしらわれていたのでエアロバウンスを選びました。
防水ケース
雨の日の配達にかかせないのがスマートフォンの防水対策です。
最近のスマートフォンは防水機能も付いていますが、あくまでも水しぶきを防ぐほどの機能なので防水対策は必須です。
ということで、防水ケースをおすすめします。
スマートフォンのサイズごとに合う防水ケースは違うので、自分の機種に合った防水ケースをネットで探すのが早いです。
以前はジップロックを使っていましたが、ホルダーに固定しにくいのとタッチが反応しにくいので防水ケースに変えました。
おかげでホルダーに固定できますしタッチもケースなしのときと同じように反応するようになりました。
値段も3,000円ほどなので一日で回収できる投資ですね。
セームタオル
雨の日の配達では、レストランやお客様のマンションなどに入るときに汚さないよう雨水を拭きますよね。
ただ、普通のタオルだと2~3回配達するだけで絞ってもビショビショになってしまいます。
そこで、どれだけ濡れても吸水力が落ちないセームタオルが活躍します。
セームタオルはもともと車を洗車したあと水滴を取るために開発されました。
しかし、車以外にも便利なグッズだとわかり、現在は水泳のタオルとしてよく使われています。
セームタオルは普通のタオルと違い、普段はパリパリで硬いので使う前に水で柔らかくします。
①そのままだと硬いので水に濡らす。
②柔らかくなったら水を絞る。
③拭きたいところに上からかぶせるように当てる。
④吸水力がなくなったら絞る。
どれだけ水を吸っても絞れば吸水力が回復するので、小雨から土砂降りまで助かっています。
尾灯
雨の日は視界がよくないので自転車だと車やバイクから見えにくくなります。
しかし、自転車には前照灯は取り付け義務があっても尾灯は取り付け義務がないので反射板だけで走っている人がほとんどです。
反射板は夜の暗い道ではよく反射しますが、雨の日のように視界が悪くても明るい場合はあまり反射しないので尾灯をおすすめします。
尾灯はロードバイクに乗っている人がうしろによく取り付けている赤色のライトです。
車やバイクと同じようにうしろが赤く光るので視界の悪い雨の日でも周りのドライバーから認識されやすいです。
尾灯にはUSB充電式と乾電池式の2タイプがあるので、ランニングコストが気になる人はUSB充電式、充電切れが心配な人は乾電池式を選ぶことをおすすめします。
ユータローはMoonの尾灯を使っています。
かなり明るいのと1回の充電で点滅モードにすると最大25時間持つことが決め手になりました。

雨の日オプショングッズ
ここまではUber Eatsで雨の日の配達に役立つ便利グッズをご紹介しました。
ここからは「必ずしも必要ではないけどほしい人はどうぞ」というグッズを紹介していきます。
泥除け
まずは泥除けです。
クロスバイクやロードバイクといったスポーツ自転車は、はじめから泥除けがついていません。
しかし、雨の日に配達すると後輪が泥をはね上げてバッグに泥が跳ねます。
泥が跳ねてもお料理には影響ありませんし、レストランやお客様のもとに伺う前に拭けば大丈夫です。
それでも気になる人はオプションで泥除けをつけるといいでしょう。
ひとりで簡単に取り付けられる泥除けもありますので、泥跳ねが気になる人は検討してみてください。

サイクルグローブ
雨の日はハンドルが濡れるのでグリップ力が落ちます。
グリップ力が落ちると、手が滑ったり力が入りにくかったりするので自転車用のグローブがあるといいです。
注意点は、Uber Eatsの公式バッグがマジックテープ式なので指の先まであるグローブだとマジックテープに巻き込まれてボロボロになること。
マジックテープでボロボロにならないためには、指先がカットされている通称「ドライバーズグローブ」が便利です。
なかでも、シマノは高品質な自転車部品をつくることで有名ですのでグローブも安心です。
シューズカバー
さきほど雨の日の配達はランニングシューズがいいとお伝えしました。
しかし、ランニングシューズも乾きやすいものの濡れますので、どうしても濡れたくない人はシューズカバーで足元を守りましょう。
ただし、シューズカバーは使ったことがないので検討している人はほかのブログを参考にされることをおすすめします。
シューズカバーで参考になる記事のリンクを貼っておきますね。
手軽に雨の日対策できる安いグッズない?とにかく靴の中が濡れるのだけは防ぎたいんだけど?←こんな疑問に答えます。2017年4月から長くウーバーイーツ配達員を続けている僕が、実体験を元に解説。(内容)シューズカバーとは/シューズカバーの使い方
まとめ
Uber Eatsは雨の日だと配達員が少なくなるかわりにお客様の注文が急増します。
働きたい配達員にとって、雨の日は確実に稼働しておきたい日です。
ただし、雨の日はとにかく濡れるので防水対策は必須。
ということで、今回はUber Eats配達員に役立つ雨の日の防水対策をご紹介しました。
この記事を書いている間マンホールの上で滑った記憶がよみがえっては肝が冷えるユータローでした。
おしまい。
あわせて読みたい記事
Uber Eats公式バッグのメリットを徹底解説。
今回の記事はUber Eatsの配達に公式バッグ(通称ウバッグ)を使わなくてもいいのか、という疑問に現役配達員がお答えします。 結論を先に書くとウバッグは使わなくても配達できるけどデメリットが多すぎるから使った方がいいで …
雨の日でもこれ交通ルールさえ守ればOK。
今回は自転車でUber Eatsの配達員をしている人に向けて、現役配達員が「これだけは守ったほうがええんやない」と思う交通ルールをつらつらと書いていきます。 Uber Eats自転車配達勢はいつも見られてる さて、Ube …
雨でスマートフォンがバグりそうになったら写真を撮らずに素早く配達。
こんにちは。 置き配で写真を撮ったとき手ぶれのまま間違えて送ってしまったユータローです。 今回はUber Eatsで置き配を指定されたとき、写真を撮らずに配達完了する方法をお届けします。 できるなら写真は毎回撮ったほうが …
Sponsored Link
Sponsored Link
“Uber Eats雨の日の服装と便利グッズ12選【決定版】” への2件のフィードバック