Uber Eats頂いたチップの割合とチップを頂くコツ

昨日一戸建てに濃厚つけ麺を配達したら200円以上のチップが降ってきてホクホク顔のユータローです。

2021年3月3日追記:和食を5km配達したら女子大生くらいの子にチップ1,000円もらったのでもう200円では感じない不感症になりました。

今回の記事は次の2つをメインに書いていきたいと思います。

この記事で扱う2つの内容

・経験から感じたもらえるチップの割合
・チップをもらったときの共通点から考えるチップ獲得のコツ

そもそもチップとは

チップは日本にない文化というか、日本のホテルやレストランだとあらかじめ「サービス料」として渡しているため実感がない文化だと思います。

オックスフォード新英英辞典で引いてみると

a sum of money given to someone as a reward for a service
(超訳:サービスの対価としてあげるお金だよん)

Oxford Dictionary of English Second Edition Revisedより引用

と書いてあるのでサービスを受けたらあげるものなんだな、という感じです。

あげるといっても、業界はホテル・タクシー・レストランがほとんどでお会計の10~15%だったり荷物1つにつき2ドルとかだいたいの相場があります。

しかし、Uber Eatsではお客様によってチップの額が変わるので、これから配達員をしようと思う人や配達を始めて間もない人は実際にいただくチップの額が気になるところだと思います。

そこで、今回は実際に配達して得られたデータから売り上げに対するチップの割合をお見せしようと考えました。

230回配達したときのチップの割合は3.68%

まず売り上げに対するチップの割合は230回配達して3.68%でした。

【私の場合】

【項目】【内容】
配達地域東京23区
稼働時間103時間39分
配達件数230回
売上122,456円
チップ4,501円
割合3.68%

チップ文化になじみのない日本でも売上の3%以上はチップとしていただけることがわかりました。

ただし私は配達件数が230回と少ないので、配達件数が増えればもう少し落ち着いてくるのではないかと思います。

最近よく読まれている月100万円を売り上げたUber Eats配達員の大村達郎さんをみてみると

【大村達郎さんの場合】

【項目】【内容】
配達地域おそらく東京23区
稼働時間398時間45分
配達件数1,398回
売上1,001,656円
チップ19,867円
割合1.98%

となっているので配達件数が増えれば増えるほど2%くらいで落ち着いてくるのだろうという所感です。

特に、バイクは配達距離が長かったり配達員が見つからずに時間が経ったいわゆる熟成案件が多かったりと大変なので、1,400回も配達して2%のチップをもらっている大村さんは相当お客様の満足度が高いです、パネェ。

ということで、売り上げに対するチップの割合は2~3%で落ち着くのではないかと思います。

吉原で働いているお姉さんや銀座・歌舞伎町のホステスさんが副業で配達とかだったらもっと上がるかもしれません。

Twitterで一撃5,000円のチップをいただいた女の子を観測したので世の中は広いです。

2021年3月3日追記:月収100万円を達成した大村達郎さんもコロナ禍で1万円の現金チップを経験していたのがYoutubeで判明しました。まじ異次元。


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チップをいただいたときの共通点から考えるチップをいただくコツ

さて、チップをいただいたときの共通項はなんだろうと振り返ると、お客様とのやりとりがとてもスムーズでした。

例えば、お客様から「住所間違えてたスマン」と連絡があったときはいったん歩道に上がって即返信したり、対面で渡すときは堅すぎず柔らかすぎずほどよい丁寧さで話したり、自然なやりとりができるとチップをいただける確率が高かったです。

書いていて「うまくコミュニケーションできることが大事なのはすべての業種にいえるよね」とも思いましたが、そうですね、すべての業種に通用するコミュニケーションスキルがあれば結果はあとからついてくると思います。

ほかにも、風邪で寝込んでそうなお客様が子どものためにハッピーセットを頼んだり、おそらくピザを配達してもらえない区域にUber Eatsとしてピザを配達したらお客様が胸に抱くようにピザを受け取ったりしたときはチップがはずみましたけれども、配達員がどうこうできる要因ではないので当たったらラッキーくらいの気持ちでいたほうがいいです。

ちなみに、置き配のときは敷紙を敷いて毎回写真を撮ったり、お客様のお宅に着いたらNHKの集金や宗教勧誘ではないことを伝えるために「Uber Eatsです」とお声かけしたり、さらにはビニールの持ち手を持ちやすいようにクルクルとまとめて渡したり、そうした小さな気遣いも伝わっているのかもしれません。

地道な工夫ですが、見る人は見ています。

60枚800円以上したこのペーパーナプキンはわりと効いたのであった。

確実にいえることとして、チップをもらえる共通項は「お客様とスムーズにコミュニケーションがとれた」ことでした。

Uber Eatsは人間関係で煩わされることがほとんどありませんけど、だからといって「コミュニケーションはしなくても大丈夫」と横着せず、仕事としてお客様とスムーズにやりとりされることをおすすめします。

外国人にはお菓子やお水をくれる遊び心満載のお客さんもいた。

まとめ

Uber Eats配達員は「自由に働ける」メリットばかり取り上げられているので、時給に換算するとサラリーマンより稼げていない人が多いのはあまり話題にのぼりません。

一方、お客様からみると出前価格のお料理に配達料とサービス料が乗っかってきますので割高で気軽に利用しにくいとも思います。

このような事情があるなか、チップをいただけるお客様は非常にありがたく、とても助かっています。

会社だったらお水もお茶も仕事道具もほぼ無料ですけれども、配達員は飲み物から装備から全部自前で準備しておりますから。

ということで、Uber Eats配達員としていただけるチップの割合とコツをお伝えしました。

ユータローでした。

おしまい。


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