
「Uber Eats配達員やってみたいんだけど配達むずかしくね?流行りのタピオカとかマジつむ」
「Uber Eatsで頼んでみたいんだけどこぼれたりくずれたりとか大丈夫?」
などと悩んでいる(?)かたに向けて、今回はUber Eats配達員が色々と運びやすいものと運びにくいものを紹介してみます。
配達自体はかんたんなんですけどね、やっぱりこう、我々配達員だけではどうしようもないお料理の包み方とかあるんですよ。
ちなみにこの記事を書いているのは現役Uber Eats配達員なので配達員の視点から書いていることは許してください、なんでもしますから。
Uber Eatsで運びやすいもの
タピオカドリンク
まずしょっぱなから予想外だと思いますがタピオカドリンクは超運びやすいです。
なんで運びやすいかっていうとタピオカドリンクってたいていフタの部分がビニールで圧着されているので横に倒そうがひっくり返ろうがこぼれる心配がありません。
お店側もそれをわかっているので、運ぶときの注意点としては「ストロー忘れずにわたしてね!」とかとてもかんたんな指示しか出してきません(ただタピオカをにゅるっとすするあの甘い感覚にはストロー必須なので重要といえば重要ですね)。
なのでタピオカドリンクが注文されたら脳みそ溶かしてゆるくいきましょう。
マクドナルドとケンタッキー
マクドナルドとケンタッキーも運びやすいです。
なぜかというとお店でガチガチに包んでいるから。
例えばてりやきバーガーセットとか頼むとするじゃないですか。
するとマックでまずてりやきバーガーを包んでポテトを容器に入れてさらに紙袋につつんで最後にビニール袋をかぶせます。
冷たい飲み物も容器に入れたあと紙袋に突っ込んでさらにビニール袋をかぶせるので配達員ごとのクオリティに左右されにくいです。
何といってもマックの紙袋が絶妙なサイズ感なので中の食べものと飲みものがまず動きません。
なのでマックはまず安泰です(ただしフルーリーだけ遠い場所に配達するときは保冷バッグがあったほうがいい)。
ケンタッキーも同じ理由でとにかくガチガチにつつんでくれます。
6ピースのチキンとかUber Eatsのバッグに縦置きでぴったりはまるサイズ感の容器に入ってます。
あれはやはり宅配経験の長さとUber Eatsのバッグを使った実験で色々と工夫されていると思います。
マジで恐れ入ります。
個人的にマックとケンタッキーの配達をゲットするとテンションがアガリます。
いちいちマンホールとか段差とか気にせずガンガン配達できるので。
Uber Eats運びにくいもの
スシロー
「名指しで書いちゃっていいのかなあ」なんて迷いもありますがTwitterではバンバン報告があがっているので書きますとスシローはダントツで運びにくいです。
特に1~2人前くらいの小ぶりな注文。
理由はかんたん、お寿司にたいして容器がデカイから。
Uber Eatsが上陸する前から宅配をやっている会社はやっぱり宅配バイクでゆれることを想定してお料理をつつんでいますが、スシローは宅配をやっていなかったこともあるのか、圧倒的に運びにくいのが難点です。
実際にTwitterで以下の報告があがっています。
Twitterで「Uber スシロー」で検索すると配達員とお客様双方思うところがあり自然発生的な大喜利大会になっています(冗談ではなくマジ)。
これ以外にもネタがシャリから吹っ飛んで踊っている写真があったりしますが、さすがにそれは配達員の運び方に課題がありますので返金手続きをしましょう。
ただ、これだけUber Eats対応のお店が増えても配達員からいろいろと名指しで報告があがってくるのはやっぱり配達のやり方だけではないです。
スポンジやタオルなんかで容器を固定しても容器の中までは固定できないので、慎重に運転することになりますが絶対にゆれないってことはないので根本的な解決にはなりません。
個人的にスシローはお店で食べるのがベストです。
注文すれば新鮮なネタがすぐ出てきますし、お味噌汁やラーメンやなんこつから揚げなどサイドメニューも充実していますからね(ビールだって飲めますよ!)。
どうしても外に出る気力がなくてUber Eatsに頼むなら4人前以上をおすすめします。
たくさんお寿司があると容器のすきまが減ってきれいに運ばれてくる確率があがりますから(そもそもきれいに配達される確率って表現もおかしいですが)。
まとめ
配達員になる人はまず全部の注文をかたっぱしから受けてお店ごとの特徴をつかむといいです。
いろいろ運んでみて、いいねをもらったりチップが降ってきたりすることもあれば、見事に片寄ったおし寿司(!?)をお客様から突き返されて途方に暮れることもあると思います。
実際私も圧縮されたサーモンまぐろセットをやってしまったり、中華料理で容器のすきまからラー油らしきものが垂れてきたりといったことがありました。
しかし、その場でいろいろと工夫することでお客様とレストランからはひきつづき高評価をいただいています。
そうやって酸いも甘いも経験することで相性の良いお店がわかってくるので慣れてきたら配達を受けるお店を絞ってもいいと思います。
これからUber Eatsで注文したいお客様は、注文するお料理をTwitterで調べてみてください。
Uber Eatsは加盟店こそ増えていますがまだまだ試行錯誤が多いサービスです。
配達員もレストランも運び方やお料理のつつみ方を日々工夫しています。
Twitterでも特に問題があがっていないようでしたら心置きなく注文することをおすすめします。
返金もかんたんなので、これまで宅配できなかったタピオカもこってりラーメンもあきらめなくてよくなります。
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“Uber Eats配達員が運びやすいもの運びにくいもの” への1件のフィードバック